ホーム > フェリス女学院の歩み > フェリス歴史の扉 > 『フェリス女学院150年史』の完結

フェリスとオルガン

 本学院は2020年に創立150周年を迎え、記念事業の一環として『フェリス女学院150年史』の編さんを進めてきた。2022年1月の上巻刊行を経て、このたび2025年12月に下巻を刊行し、『フェリス女学院150年史』が完結した。
 上巻は創立から1945年までの75年間を、小檜山ルイ氏(大学長)、中島耕二氏(歴史資料館研究員)、大西比呂志氏(名誉教授)が執筆した。続く下巻は1945年から2020 年までの75年間を、井上惠美子氏(名誉教授)、武尾和彦氏(中学校・ 高等学校元教諭)、秋岡陽氏(学院長)が執筆した。各執筆者の専門分野を活かし、最新の資料調査と研究成果を反映した内容となっている。下巻の巻末には土地 ・建物の変遷、年表、事項 ・ 人名索引を収録し、女子教育やキリスト教史の研究にも活用されることを期待している。
 フェリスの年史としては、これまでに 『開校五十年史』『フヱリス和英女学校六十年史』『苦難より再建ヘ フエリス 女学院財団史』 『フェリス女学院100年史』『フェリス女学院 110年小史』等を刊行してきた。『六十年史』(1931年刊、山本秀煌著)は宣教師たちが来日した1859年から1930年までのフェリスの成り立ちが詳細に記載されており、刊行から100年近く経った今もなお、きわめて貴重な資料となっている。また、『100年史』 (1970年刊)は同窓生のインタビューを多数収録しており、記録文書からは計り知れない当時の息吹を伝えている。物語風にまとめられた 『110年小史』以降、本格的な年史は刊行されていなかったが、『150年史』の完成によってようやく創立から最近までの通史として形を整えることができた。
 150年という道のりは、決して平坦なものではなかった。本書をひもとくと、フェリスが先人の労苦と国内外の多く の人々の支えによって発展してきたことに改めて気づかされる。フェリスの関係者のみならず、教育史、キリスト教 史、近代史に関心を持つ多くの方にご覧いただき、広く活用されることを願っている。

(歴史資料館)


『150年史』上下巻および既刊の年史は、歴史資料館、大学、中学校・高等学校の図書館、公立図書館等で閲覧いただけます。『150年史』上下巻を購入希望の方は、歴史資料館にお問い合わせください。

フェリス女学院歴史資料館
電話 045-662-4411
archives@ferris.ac.jp

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