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2024.02.01

法 人

ラトガース大学の学生・教職員が来訪しました

1月12日(金)、アメリカのニュージャージー州立ラトガース大学の学生とアジア言語文化学科の若林晴子准教授 、アレクサンダー図書館のアーキビストFernanda Perrone氏が来校しました。同大は2020年から「Rutgers Meets Japan」というゼミを開講しており、ゼミの受講生18人が今回初めてフェリスを訪れ、秋岡陽学院長やネイサン・ブラウネル宣教師(中高教員)、のぞみ・ブラウネル宣教師(本学院評議員)の講演を聞き、フェリスの大学生(大西ゼミ)が横浜市内のヘボン邸跡などを案内しました。

ラトガース大学はアメリカ改革派教会(Reformed Church in America)が設立した大学を母体としており、フェリスの発展に貢献した第2代校長E.S.ブースや第4代校長L.J.シェーファーがラトガース大学の卒業生であるなど、両校は歴史的に深い関係にあります。
2018年には本学院の大西比呂志教授と資料館職員がラトガース大学アレクサンダー図書館を訪問して資料調査を行い、グリフィス・コレクションのなかに、1875年にキダーが山手178番に建てた校舎・寄宿舎の写真を確認しました。
このコレクションは、明治初期のお雇い外国人で福井と東京で教鞭をとったW.E.グリフィスが収集した資料群で、今回来日した一行も、福井大学で学生と交流するなどした後、本学院に来訪しました。

当初の計画では2021年来訪の予定でしたが、コロナ禍で延期となり、今回ようやく実現しました。両校の学生や教員が和やかに交流し、歴史を学ぶ様子から、今後もラトガース大学との交流を続けることの重要性を感じさせるイベントとなりました。


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