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2007.12.12

法 人

フェリス女学院 山手10号館が「横浜市認定歴史的建造物」に認定されました。

この建物は、1929(昭和4)年にライジングサン石油会社の社宅として建設されました。内部は2階建ての4つの住居に区分され、建物の中央部と両端に玄関があります。

日本に数多くの優れた作品を残したアントニン・レーモンドによって設計され、シンプルで真っ白い箱型の外観、フラットルーフ、大きなガラス面をもつスチールサッシなど当時隆盛し始めた「インターナショナル(国際様式)」といわれる建築の典型的な特徴がみられます。

1977(昭和52)年2月にフェリス女学院の所有となり、建物の特徴を生かして研究棟などに利用されてきました。
このたび2007年12月12日付で建築史・文化史のうえで貴重な建物として横浜市より歴史的建造物に認定されました。今後は外観保全の工事を行い、有効活用ができるよう検討していく予定です。

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