働きやすい職場環境の整備
「次世代育成支援対策推進法」及び「女性活躍推進法」に基づく一般事業主行動計画
学校法人フェリス女学院は、教職員が仕事と生活の調和を図りながら就業を継続し、一人ひとりが能力を存分に発揮できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定します。
1.計画期間 2022年4月1日~2025年3月31日までの3年間
2.本学院の課題
課題1:仕事と生活を両立するための柔軟な働き方の実現
課題2:休暇取得のさらなる推進
課題3:介護と仕事の両立支援の充実
3.内容
目標1(次世代育成支援対策推進法に基づく目標)
仕事と生活を両立するための柔軟な働き方を実現させる制度(短時間勤務、在宅勤務等)の導入検討を行う。
<具体的な取組事項>
2022年4月~ 制度設計、規程の整備等の導入準備
2023年4月~ 働き方改革制度の運用開始
2024年4月~ 制度導入の効果検証と必要な制度見直し
目標2(職業生活と家庭生活との両立に関する目標)
時間単位の有給休暇制度等、職員が休暇を取得しやすい環境を整備することにより、個人一人あたり年次有給休暇取得日数を前年度比一日増とする。
<具体的な取組事項>
2022年4月~ 制度設計、規程の整備等の導入準備
2023年4月~ 時間単位の有給休暇制度の導入
2024年4月~ 制度導入の効果検証と必要な制度見直し
目標3(職業生活と家庭生活との両立に関する目標)
仕事と介護の両立に関する情報提供など支援を拡充し、介護を理由とした職員の離職率を前年度以下に抑える。
(2021年度退職した人のうち介護を理由とした離職:7%)
<具体的な取組事項>
2022年4月~ 「仕事と介護の両立ガイドブック」作成等による情報提供
2023年4月~ 支援拡充の効果検証と必要な施策の検討
女性の活躍の現状に関する情報公表
2022年度
①採用した労働者に占める女性労働者の割合(2022年度):
教員 大学 専任0% 嘱託100%
中高 専任100% 常勤講師(採用なし) 嘱託100%
職員 専任20% 嘱託100% 臨時職員100%
②管理職(専任職員)に占める女性労働者の割合(2022年度):23.5%
男女(専任・嘱託職員)の平均勤続年数:(2023年4月1日現在):男性13.7年 女性14.3年
④男女の賃金の差異(2022年4月1日~2023年3月31日)
|
男女の差異(%) |
全労働者 |
73.1% |
正規雇用労働者 |
84.1% |
非正規雇用労働者 |
136.0% |
<職種別>
<大学教員> |
男女の差異(%) |
<中高教員> |
男女の差異(%) |
教授 |
101.3% |
校長、教頭 |
96.8% |
准教授 |
100.1% |
一般教員 |
76.9% |
特任教授 |
95.7% |
総計 |
76.3% |
講師 |
91.4% |
<専任職員> |
男女の差異(%) |
助教、助手 |
0% |
統括管理職 |
0% |
総計 |
96.6% |
管理職 |
80.4% |
|
|
一般職 |
69.5% |
|
|
総計 |
59.6% |
(説明欄)2023年4月より働き方改革制度の運用を開始し、子の看護休暇の対象年齢引き上げ、介護休暇の付与日数の増数、時間単位の有給取得が可能になるなど、男女ともに働きやすい環境整備を進めています。